はじめに:食べないのは「よくあること」です
離乳食を始めたのに、
赤ちゃんが口を開けてくれない。
せっかく作ったのに「ベーッ」と出されてしまう。
スプーンを舌で押し返される。
そんなとき、落ち込んでしまうママは多いものです。
実は、離乳食を嫌がるのは多くの赤ちゃんに見られる自然な反応なんです。
まだ「食べる」という行為に慣れていないだけで、
ママが悪いわけではありません。
ここでは、赤ちゃんが離乳食を嫌がる理由と、
試してほしい工夫をわかりやすく紹介したいと
思います。
離乳食を嫌がる主な理由5つ
味や食感に慣れていない
赤ちゃんにとって、初めての離乳食は未知の体験。
ミルクとは違う味や舌触りに戸惑い、
口を閉じてしまうことがあります。
ポイント
機嫌や体調が悪い
眠い・お腹が張っている・鼻が詰まっている…。
赤ちゃんの体調が少しでも悪いと、
食欲は一気に落ちます。
チェックしてみよう
体調がすぐれない日は、無理に進めずお休みでOK。
笑顔で「また明日食べようね」と
声をかけてあげてください(﹡ˆᴗˆ﹡)
スプーンの使い方やタイミングが合っていない
スプーンの形やタイミングが合わないと、
赤ちゃんは口を開けてくれません。
工夫ポイント
ママが「食べてほしい!」と力んでしまうと、
赤ちゃんも緊張してしまいます。
リラックスした雰囲気づくりが何より大切ですね。
食べるより遊びたい時期
月齢が進むと、赤ちゃんは食べ物への興味より
「遊びたい」気持ちが強くなります。
スプーンを振り回したり、口に入れて出したり…。
でもこれも、
赤ちゃんが「食べ物を学んでいる」大事な時間です。
この時期は
味つけや温度が合わない
・冷たすぎる
・熱すぎる
・味が薄すぎる
この、ちょっとした違いでも嫌がることがあります。
試してみて
- 人肌程度(37〜38℃)に温める
- 甘みのある野菜
(にんじん・かぼちゃ・さつまいも)から
試す - だしの香りで風味をつける
今日から試せる!離乳食を楽しく進める5つの工夫
食卓の雰囲気を明るくする
ママが笑顔で「おいしそうだね」と声をかけるだけで、赤ちゃんも安心します。
明るい雰囲気は食欲アップの第一歩。
時間を決めてリズムをつくる
毎日ほぼ同じ時間に離乳食をあげると、
「この時間は食べる時間」と体が覚えます。
毎日同じ時間に離乳食準備は大変に感じることもあるかもしれません。
肝心なのは「10時から食べる!絶対この時間から食べる!」と決めないことです。
大切なキーワードは
「ほぼ同じ時間」
(9時45分からでも10時15分からでも問題なしです)
ママの負担にならないようにしてくださいね。
ママやパパが食べて見せる
家族が楽しそうに食べる姿を見て、赤ちゃんも
「自分も食べてみたい」と感じるようになります。
自分でスプーンを持たせてみる
「自分でやりたい」気持ちが出てきたら、
スプーンを持たせてOK。
こぼしても大丈夫! それも立派な練習です。
床に新聞紙やレジャーシートを広げ、汚れてもすぐに片付けられる工夫も大切!
片付けはできるだけ手間をかけない。
楽な方がいいですよね(﹡ˆᴗˆ﹡)
1日ごとに焦らず、1週間単位で見る
「今日は食べなかった」
「今日も全然食べれなかった」ではなく、
「今週は一口でも食べたかな?」と
長い目で見ましょう。
何かのきっかけで突然に食べれるようになることもあるのですから(﹡ˆᴗˆ﹡)不思議です♪
ママへのメッセージ
離乳食の時間は、赤ちゃんにとって
「食べる楽しさ」を知るステップです。
食べない日があっても、
それは失敗ではなく
成長の途中
ママがリラックスしていれば、
その空気は赤ちゃんにも伝わります。
「今日は食べなくてもいいか」と肩の力を抜いて、
笑顔で過ごしましょう。
まとめ
ママの笑顔が、いちばんの“おいしいスパイス”です。
このブログが一人でも多くのママのお役に立てますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。



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