2歳児のイヤイヤ期の対応に疲れたら|現役保育士が伝える、関わり方。

2歳児

イヤイヤ期ってなに?

「なんでもイヤ!」と言い始めるのは、
おおよそ1歳半〜3歳頃 です。

園でも2歳児クラスになると、着替えや食事のときに
「イヤ!」「自分で!」という声が

あちこちから聞こえてきます。

これは「自我の芽生え」であり、
子どもが成長している証拠 でもあります。

写真:Pixabay より

よくあるイヤイヤの姿

2歳児に多いイヤイヤの例。

  • 着替えを拒否して「パジャマのままでいい!」
  • ご飯を前に「これ食べない!」
  • プールやお風呂を「入りたくない!」と逃げ回る
  • おむつ交換を嫌がる
  • 「自分でやる!」と頑張るけど、できずに大泣き
  • 話しかけると理由なく「いやだ」と返ってくる

どうしてイヤイヤ期が起こるの?

イヤイヤ期が訪れるのには、
大きく4つの理由があります。

  1. 自我の芽生え
    → 自分と他人を区別できるようになった。
  2. 自己決定の欲求
    → なんでも自分でやってみたい。
  3. 言葉が足りない
    → 言いたいことを「イヤ!」でまとめてしまう。
  4. 感情のコントロールが未熟
    → 気持ちを切り替えられず、大泣きにつながる。

保育士が実践するイヤイヤ対処法

保育園では朝から夕方まで子どもと過ごしています。
よって、イヤイヤの原因をその子の性格や
泣きの様子からある程度予想できます。


ご家庭でも活かせそうな対応をを
いくつか紹介しますね。

気持ちに共感する

「イヤなんだね」「○○したかったんだね」
と受け止め、気持ちを言葉にしてあげる。
       →言葉の獲得にもつながる

選択肢を与える

「赤い靴と青い靴、どっちがいい?」
のように2択に。

親が冷静でいる

泣いても感情的になり怒らず、
深呼吸して“待つ”ことが大切。

「ダメでしょ!」「そんなこと言わないの!」
などの否定語はNG。
感情的になると逆に子どもが

ヒートアップすることも。

リズムを整える

眠い・空腹のときはイヤイヤが増えるので、
生活のリズムを整える。

小さな成功体験を積ませる

「自分でできた!」をたくさん経験させてあげ、成功体験を積ませてあげる。

何をしてもダメな時には諦めて見守る

何をしてもイヤイヤな時には、
「自分でしたい」
「
そっとしておいてほしい」

そんな思いが心の中に潜んでいる可能性もあります。

子どもとの距離を置き、
様子を観察するのも大切です。


イヤイヤ期は成長のチャンス

大人からすると困ることも多いですが、
イヤイヤ期は 必ず終わりが来ます。

泣いたり怒ったりすることも、子どもにとっては
「自分を知る学び」そして「通過点」でもあります。

大好きなお父さんお母さんの元で

「しっかりと自分の気持ちを表現していく」

このことにより、生きる上での心の地盤(基礎)をつくっているのです。


まとめ

  • イヤイヤ期は「自我の芽生え」の証
  • なんでも「イヤ!」は成長のサイン
  • 共感・選択肢・冷静さが対応のカギ
  • 必ず終わるからこそ、今を大切に

私自身、イヤイヤ期の子育てに行き詰まったり、
叱ってしまう回数が多くなったり…

子どもが寝てから自己嫌悪。


なんて日々が何度も何度もありました。


しかし、
「あれ?最近あまり反抗しなくなったような。」
「自分、怒る回数減ったような。」
「子育て、前よりも楽になってない?」

という感じで、
気がつけば反抗期も過ぎ去っているものです。

親自身も成長させられるこの「イヤイヤ期」ですが、
保育士として言えるのは
大変さよりも成長の喜びに目を向けてほしい 

ということです。

イヤイヤ期が我が子にもやってきた。心も体もしっかりと
成長してきている証なんだな。

イヤイヤ期を乗り越えたら、もっとお話が上手になってきてやりとりが楽しくなるのだろうな
。

等々、
イヤイヤ期を前向きに捉え、
少し先の未来に期待を膨らませながら、

肩の力を抜いて子育てすることが

イヤイヤ期を乗り越える秘訣なのかもしれませんね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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