【新米ママ必見】離乳食の進め方をわかりやすく解説!焦らず楽しくスタートしよう

0歳児

初めての離乳食。
初めてのママにとったら成長を嬉しく思う反面、
「いつから始めたらいいの?」
「どんな食材をあげたらいいの?」
「どんな順番で進めたらいいの?」
と、わからないことだらけで不安になりますよね。


私は保育士なので、離乳食を食べさせることも多く、進め方についても理解できているつもりでした。

しかし、

想像とは全く違い、第一子の時には思い描くようにスムーズにいきませんでした(笑)

今回は、私の実体験も入れながら、
新米ママさんのために、
離乳食の基本の進め方を、
時期ごとにわかりやすく紹介したいと思います。



離乳食を始めるタイミングは?

離乳食を始める目安は、生後 5〜6か月ごろ
次のようなサインが見られたら、
スタートの合図です。

  • 首がすわっている
  • 支えがあればお座りができる
  • 大人が食べている姿に興味を示す
  • スプーンを口に入れても舌で押し出さない

ただし、焦る必要はありません。
赤ちゃんの発達には個人差があるので、
「5か月になったから始めなきゃ!」と
無理に進めなくても大丈夫。

体調がよく、機嫌の良い日に
初めて見る感じがいいと思います。


離乳食のステップを4段階で理解しよう

離乳食は、おおまかに 
4つのステップ で進んでいきます。

初期(生後5〜6か月)〜スプーンに慣れよう〜〜食べる楽しさを感じよう〜

ゴックン期とも呼ばれます。
食べる練習の段階なので、
1日1回、小さじ1 からスタートします。

まずはお米から始め、
慣れてきたら野菜・たんぱく質(白身魚・豆腐・ささみ)へと広げていきます。
味付けは不要でOK。
素材の味を十分に楽しませてあげてください。

おすすめメニュー

  • 10倍がゆ(米1:水10)
  • 裏ごししたにんじん、
    かぼちゃ、じゃがいも
  • 裏ごしした豆腐、白身魚(慣れてきたら)

中期(生後7〜8か月)〜1日2回食に増そう!〜

モグモグ期です。
舌でつぶせるくらいの固さ(絹ごし豆腐くらい)
を目安にしましょう。

食材の種類も少しずつ増やしていきます。

おすすめメニュー

  • やわらかいおかゆ(7倍〜5倍がゆ)
  • しらす入りおかゆ
    (塩抜きしたしらすを混ぜる)
  • かぼちゃとおかゆのポタージュ風
  • 豆腐とほうれん草のとろとろ粥

ポイントは「大きさ・固さ・回数」を少しずつステップアップさせてみましょう。

毎日同じ時間に食べさせることで、2回食べるということを習慣化しましょう(﹡ˆᴗˆ﹡)


後期(生後9〜11か月)〜1日3回食べよう〜

カミカミ期に入ります。
歯ぐきでつぶせるくらいの固さ
(バナナくらいの固さ)にします。


家族の食事から取り分けることも増えてきます。
味付けは薄味で、塩分や油分には注意しましょう。

おすすめメニュー

  • 柔らかく煮たうどん
  • 野菜スープ
  • 肉じゃがの取り分け
    (味をつける前に分けて)

完了期(1歳〜1歳半)〜自分で食べる意欲を育てよう〜

パクパク期です。
手づかみ食べが始まります。自分でつまめる大きさのものをお皿に並べてあげたり、一口サイズのおにぎりをいくつか用意しておくと自ら口に運ぶようになってきます。
ママも少しずつ準備が楽になってきたなと感じる時期です。

おすすめメニュー

やわらかおにぎり(野菜入り)

材料:

  • ごはん 80〜100g
  • にんじん・ほうれん草など細かく刻んだ野菜 大さじ1
  • しらす(塩抜き) 大さじ1

作り方:

  1. 野菜をやわらかく茹でて細かく刻む。
  2. ごはんに野菜としらすを混ぜる。
  3. 小さめの一口サイズに丸める。
    (ラップを使うと簡単)

手づかみしやすく、栄養バランスも◎。
冷めても食べやすいのでお出かけにも便利です。


鶏だんごと野菜スープ

材料

  • 鶏ひき肉 50g
  • 絹豆腐 大さじ1
  • 片栗粉 小さじ1
  • にんじん・玉ねぎ・大根などの野菜 適量
  • だし汁(または水+少量の和風だし) 200ml

作り方:

  1. 鶏ひき肉・豆腐・片栗粉を混ぜて小さな団子に丸める。
  2. 野菜をやわらかく煮る。
  3. 鶏だんごを加えて火が通るまで煮込む。

ふんわり柔らかく、噛む練習にもぴったり。
スープは薄味でOK。
家族用には後から味をつけて取り分けできます。


卵と豆腐のふわふわ焼き

材料

  • 卵 1個
  • 絹豆腐 50g
  • 小麦粉 大さじ1
  • 野菜(刻んだにんじん・ブロッコリーなど) 適量

作り方:

  1. 材料をすべて混ぜる。
  2. フライパンに油を少量敷き、
    弱火で両面をじっくり焼く。
  3. 食べやすい大きさにカット。

手づかみできる!
冷凍しておいても、使えそう!
野菜は冷蔵庫にあるものを混ぜればOK!

この時期は
「自分で食べたい」
という気持ちを大切にしてあげたいですね。

スプーンやフォークの練習にも良い時期です。

少しくらい散らかしても大丈夫。そういう時期です。

椅子の下に敷物を敷いて、
汚れても簡単に片付けられる工夫をする事で、
汚れても「まあいっか」と感じる事ができます。


離乳食で気をつけたいポイント

アレルギー食材は少量から

卵・乳製品・小麦などは、ごく少量から試し、
体調を見ながら進めましょう。

初めて与えるときは 午前中 に。
万が一、アレルギー反応が出たときに
病院へ行きやすい時間帯が安心です。

水分補給も忘れずに

離乳食が始まったら、
白湯や麦茶で水分補給を意識しましょう。

母乳やミルクもまだ主食なので、
食後に欲しがるだけ与えてOKです。

食べない日があっても気にしない

赤ちゃんは気分屋です。
昨日食べたのに今日は全く食べない…

なんてこともよくあります。

また、食べることが好きな子は前のめりになって
口を開いたり、手をバタバタ動かして欲しい欲しいと
アピールします。

しかし、マイペースな赤ちゃんは食べたり
食べなかったり。
大人を困らせるような行動も見せます。

「なんで食べないの?」 
とちょっぴりイライラすることもあるかと思います。そういう時には「今日はお休みでもいいか」と、
ゆるく考えてOKです。

食べることが“楽しい時間”だと感じられることが
何より大切です。

また、赤ちゃんはお母さんの表情を見ながら
離乳食を食べるのですから(﹡ˆᴗˆ﹡)

赤ちゃんがなかなか食べないからと言って、動画やテレビを見せ、機嫌をとりながら食べさせるのはNG!


食事は大切なコミュニケーションです。

「おいしいね」
「あったかいね」
「ドロドロだね」
「まずいかな?」

など、語りかけながら、
愛情を持って食べさせてあげてくださいね(๑••๑)

言葉はわからなくても、表情や雰囲気で赤ちゃんは思いを感じ取っています。
お母さんに語りかけられることが

とっても幸せなんですよ⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾

〜私の体験談〜
この頃の我が子(長男)は、
手づかみ食べ➕あそび食べが多く、
涙が出そうになる時期もありましたよ。
カボチャを握りしめて潰して感触を楽しみ、
その手で顔面を触るもんですから、
顔や頭がカボチャまみれになっていました。

アトピー性皮膚炎だったので、かぶれてしまうこともありましたね。

今思えばいい思い出ですが、あの頃は
「なんでうちの子は遊んでばかりで食べないのか。」と悶々とする日もありました。

そんな我が子も月齢が重なると少しずつ自分で食べれるようになりました。
三歳未満の頃は食は細めでしたが、三歳以上になると同年齢の子と同じ量を食べれるようになり、小学校に上がった途端ものすごい食欲旺盛の子になりました。
今、同じような悩みを抱えておられるお母さんもご安心を^^


離乳食を楽にするコツ

  • 製氷トレーで冷凍ストック
    (1回分ずつ分けておくと便利)
  • 家族の食事から取り分ける
    (味をつける前に分けておく)
  • スプーンや食器は赤ちゃん用で
    安全なものを
  • ベビーフードを上手に活用
    (手作りにこだわりすぎない)
    ⇨私はキューピーのものをストックして使っていました。薄味で食べやすい。
    そしてよく食べてくれました。    
    生協にも冷凍のベビーフードがあり、
    我が家では重宝していました!
    少しお高めですが、時間がない時には使って、少しでも家事の負担軽減を♪

完璧を目指すより、
「できる範囲で続ける」が長続きのコツです。
ママの笑顔が、
赤ちゃんにとって一番のごちそうです。


まとめ

  • 離乳食は 生後5〜6か月ごろ が目安
  • 4つのステップをゆっくり進める
  • 無理せず、赤ちゃんのペースでOK
  • 食べない日があっても焦らない
  • 動画を見せながら離乳食はNG
  • ママが楽しく進めることが一番大切

離乳食は
「食べる練習」と
「親子のコミュニケーション」の時間。

赤ちゃんの一口一口が成長の証です。

毎日の中で少しずつ、

「食べるって楽しいね」
「食べるって幸せだね」


と笑い合える時間を増やしていけたら素敵ですね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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